ホームランの旅(ラン旅) 運営者のにしやんです。
当ブログは野球少年少女を持つお父さんコーチの悩みを解決します。
季節はじょじょに春へ向かって、暖かくなってきましたね。
そろそろ卒業のシーズンです。
少年野球チームでは、最初で最後の最大イベント『卒団式』の到来です。
あなたは、卒団生を送り出す会場の準備や、式に向けて式次第作成など慌ただしくしているのではないでしょうか。
今回は、卒団生と一緒に卒団するお父さんコーチの挨拶やスピーチに隠されている、あなたにとって有益な情報ポイントをお伝えします。
このポイントをつかめば、あなたが卒団する時、誰よりも充実した気持ちで卒団式を迎えることとなるでしょう。
4分くらいで読めるので最後までご覧ください。
式では必ず「心残り」を語ります
多くのお父さんコーチは、悔やんでも悔やみきれない出来事を抱えて、卒団されていきます。
しなかった後悔。逆にしてしまった後悔。
「悔やみ」や「心残り」を卒団式で、お話される事がよくあります。
例えば、

・なかなか、みんなの気持ちを理解できなかったね。
・勝たせてあげられなくて申し訳ないね。
・野球… 楽しかったかな…?
私の経験では、この言葉が一番響きました。
「一郎君(仮名)。私にもっと発言力あれば試合に出れたかもしれない。なかなかチャンスをあげられなくてゴメンね。野球を嫌いにならないでね。」
お父さんコーチのこの「心残り」スピーチで参加者一同、号泣です。
君が試合に出れなかったのは私のせい。だから野球を嫌いにならないで。
一郎君にとっては最高のねぎらいの言葉であり、次のステージでも野球にチャレンジする気持ちになることでしょう。
一人でも多くチャンスをあげたかったお父さんコーチの「心残り」です。
この言葉を聞いたあなたは、指導している子供たちに、「平等にチャンスを与えたるお父さんコーチ」になりたくなったのではないでしょうか。
試合以外の想い出を語ります
あと、卒団式を迎える今日まで、たくさんの想い出をお話されます。
例えば、

・秋のキャンプでみんなで作ったカレー
人参デカすぎ
・冬の体力トレーニング。あれはコーチもつまらなかったなぁ。
・試合前、車中での二郎(仮名)の歌声。上手だったよ。 😀
印象に残る出来事は、人それぞれ違うものですが、四季折々のイベントは想い出に残るものです。
聞いているうちに、年間のスケジュールが把握でき、「私ならそのイベントをこうやったら盛り上げられる」と創造できます。
子供たちへ楽しく充実したイベントを提供できる様になる為にも、卒団していくお父さんコーチの想い出をしっかり聞いて下さいね。
まとめ
卒団していくお父さんコーチは、自分と同じ苦労をあなたにしてもらいたくない。
そんな気持ちで言葉を届けてくれます。
ただ、お話しているお父さんコーチはとても緊張していて、伝えたいことの半分も、あなたに伝えられない可能性があります。
言葉の意味を一つ一つ理解し、噛み締めながら聞いて下さいね。