ホームランの旅(ラン旅) 運営者のにしやんです。
当ブログは野球少年少女を持つお父さんコーチの悩みを解決します。
少年野球最大のイベント『卒団式』を迎えるお父さんコーチからこんな質問が届きました。

楽しかった少年野球チームを晴れて卒団します。
最後に我が子へ何を伝えれば良いのでしょうか?
まだまだ寒さも続きますが、各スポーツ団体で卒業(卒団)を迎える季節となりました。
卒団式当日、あなたが「お子さん(我が子)」へ「心に残る贈る言葉」を届けられる様に執筆しました。
『感謝』のひとことに集約し、簡単にまとめましたので、ぜひ参考にして下さい。
3分で読めるので最後までご覧ください。
心から感謝
卒団式、参加した誰しもが100%泣いてしまいます。
年齢のおかげで涙腺が緩くなったせいではありません。
公の場で泣くはずがない!
と思っていても涙でハンカチはびちょびち
言葉はグダグダになります。
それが「The卒団式」です。
その状況下では、用意した言葉がなかなか出てきません。
リラックスして、あなたの心の奥に存在する「ある気持ち」を表現しましょう。
ある気持ち、それは、
野球に「感謝」
野球に誘ってくれた友達に「感謝」
野球をさせてくれる場を提供してくれたチームに「感謝」
大変な運営をしてくれた監督・コーチ・審判部長などのスタッフに「感謝」
車出し、お茶当番など対応出来ない時助けてくれた他の父兄に「感謝」
誰よりも先に起床して弁当を作り笑顔で送り出してくれた妻に「感謝」
そして何より野球の道を選んでくれた我が子に「感謝」
あなたの心の奥にはたくさんの「感謝」であふれているはずです。
感謝をもっと深堀り
残念ながら、まだ指導者の延長で「上からものを言う」お父さんコーチも中にはいます。
あなたは絶対にその様な事があってはいけません。
あくまでも主役は子供たち、そして我が子。
主役にはスポットライトをガンガンに照らしてあげて欲しいです。
あなたは、お子さんが野球の道を選んでくれたおかげで、「お父さんコーチ」と言う立場を得られたのです。
チーム関係者と言う特権を得て、試合で「ベンチ入り」もさせた頂きました。
なにより、お子さんと一緒にグランドレベルで野球が楽しめたのです。
貴重な体験を与えてくれたお子さんに最後の最後に「感謝の言葉」を贈って下さい。
最高の一言を用意してあげてください。

どうすれば良いの?
感謝はしているけど、適当な言葉がでてきません。
はじめに「感謝」の深堀り作業をして下さい。
深堀り作業とは「感謝」のみに焦点をあてて「お子さんへ」むけて「何を伝える」か。です。
お子さんから何をもらって感謝したか。を必死に探してください。
例えば、シンプルに、野球を選んでくれた君には本当に感謝しているよ。とか。
はじめてもらってきた一桁の背番号。口には出せなかったけど、実は俺、興奮していたんだ。こんな感情をはじめてくれた君に感謝しているよ。など。
感謝の場面やレベルは人それぞれなので、一番心に残っている思い出、一番印象に残った背景を思い浮かべながら「深堀り作業」をして下さいね。
そして、最高の一言を決めて下さいね。
今、この記事を読みながら考えているあなた?すでに涙が出てきてませんか^^
感謝バージョンの他はないのというあなたに「ロールプレイングパターン」を用意しました。
こちらも参考にしてみて下さい
最後の最後は親子で良いのです
我が子に感謝の言葉なんて、みんなの前でなんだか照れるし、ガラじゃないなぁ~。と思われているあなた。
そもそも参加者は、あなたのコメントに期待してません。泣く準備は出来ていません。
言い換えれば、あなたとお子さん(我が子)の大切な空間を卒団式が与えてくれているのです。
この絶好なタイミングで、少年野球最大級のイベントを利用して我が子に感謝を伝えて欲しいです。
本物の感謝の言葉が、周りに伝搬し、必然的に参加者はオイオイ嗚咽しながらハンカチで目を隠しはじめます。
次のチャンスなんて、なかなかやってきませんので絶対感謝を伝えて下さいね。
そして、この空間は「親子」で良いのです。
最後の最後まで「選手と指導者」でいる必要はないと私は思ってます。
とは言うものの、あまり長く「親子」を前面に出してお話するのも場がしらけるので、ふたこと・みこと程度、程よい長さであれば、スマートだと思います。
それでもやっぱり照れくさい!と言うあなたへ。
子供たちから大人気のコーチが編み出した「歴史紹介パターン」もご用意しました。
こちらを読んで参考にして下さい。
筆者が言いたかったこと
あなたは間違いなくお父さんコーチとしてチームに貢献してきたはずです。
最後くらいはお子さんへ、どストレートな「感謝」の気持ちを伝えて良いのです。
純粋な気持ちでお子さんの苦難・苦労をねぎらい、そして褒めて、野球を通して親子共々一緒に成長できた。
その感
そうすれば、お子さんは間違いなく、厳しかったあなたに感謝してくれます。
これからも「野球をがんばるぞ!」いう気持ちを強くもってくれるはずです。
少年野球の総決算を最高益で締めくくって下さいね。