「心に刺さる指導がしたい!でもできない!」と悩むお父さんコーチ。子供の心をフルオープンにする方法を教えます。

COACH

ホームランの旅 運営者のにしやんです。

ホンチャン野球をしていたのにもかかわらず、「どうも子供たちへ『心に刺さる指導』ができないなぁ・・・。」と悩むお父さんコーチにむけて記事にしました。

この記事は、心に刺さる指導をする為の「行動の極意が書かれてます。

3分で読めるので、その「極意」を知りたいお父さんコーチは、最後まで読んでみて下さい。 

にしやんはこんな人 

野球は習い事の一つ

 あなたに申し上げるのは釈迦に説法ですが、まず最初に少年野球の現状をお伝します。

残念ながら、今の子供たちにとって「野球は習い事の一つ」にすぎません。

小学校低学年を指導する限りでは「学童保育化」しているのが現状です。

なので「心に刺さる指導」と言う概念は捨てた方があなたのためです。

でないとストレスが溜まる一方です。

 

ここでまとめてしまうと「心に刺さる指導」はムリゲーのように聞こえてしまいますね。

しかし、子供たちの「心に刺さる指導をする為の行動」はあります。

この行動を実践すれば、子供たちは必ず心が動かされ、指導を受けようと前向きな気持ちでせっしてくれます。 

3つの行動と実践

 それは、「子供たちにとって不得意な行動をあなたが実践する」ことです。

【子供たちの不得意行動】
1.あいさつ返事
2.言葉使い
3.整理整頓

どれも野球スキル、技術の話ではありません。

日常生活で一般的な事をグランドでもするだけです。

 

あなたは、
・子供たちに対しても丁寧なあいさつ・返事をしてますか?
・グランドに一礼するのが丁寧なあいさつと勘違いしていませんか?
・整理整頓を率先してしてますか?
・野球用具だけが整理整頓の対象と思ってませんか?
・利用させて頂いている学校や公園の掃除清掃していますか? 

もう一度聞きます。あなたはしていますか?
子供たちに対してもしていますか?

私もしばらくできなかったです。
恥ずかしくて。

それは子供も同じです。 

行動実践の繰り返し

 「整理整頓」は真っ先に行動へ移せるはずです。

ゴミ拾いを率先し、子供たちに向かって「ゴミ箱どこですか~」と大声で尋ねれば、「コーチここにありま~す」と言って指を指すか、持って来てくれます。

「まったく!道具を片付けられないものかね!」とブツブツ独り言を言いながら整理すれば、横から「コーチ手伝いま~す」と言って一緒に整頓してくれます。

すぐに子供たちの模範となれます。整理整頓は比較的簡単です。

 

次にお伝えしたいことが大事です。
そして一番難しく、あなたには是非やめて頂きたいことです。

それは、子供たちに対しての「命令口調」です。 

監督やその他のお父さんコーチ、父兄だけ言葉に気を使うのではなく、子供たちに対しても命令口調は控えて下さい。

 

例えば、卒団生やOBお父さんコーチが見学した後、一言お話しされるシチュエーションがあると思います。

その時って、なぜだか子供たちは聞く姿勢になってませんか? 

なぜならそれはお話しが「敬語」だからです。

学校や塾の先生が日頃「敬語」で授業をします。

敬語は「聞く姿勢になって下さいね」と子供たちに刷り込まれているからです。

 

是非あなたも「敬語」で会話してみて下さい。

行動と実践を繰り返すことで、子供たちは必然的に聞く姿勢へと変化します。
是非お試し下さい。
 

まとめ

本記事では「心に刺さる指導ができるための行動3つ」をお伝えしました。

心に刺さる指導がしたければ、あなたの行動をかえることです。

その行動には「野球のスキル」が含まれていません。

プロ野球出身でなくとも子供たちから慕われる指導者となれます。

むしろ、プロでないから「最高のお父さんコーチ」となれるのです。

 

初めは恥ずかしいかもしれませんが、徳しかないので実践してみて下さい。

 

***ホームランの旅***