ホームランの旅(ラン旅) 運営者のにしやんです。
当ブログは野球少年少女を持つお父さんコーチの悩みを解決します。
2月に入り、対外試合が解禁となりました。
今回は、「最後の大会に向けて悔いを残さない為に」とお父さんコーチから相談がありました。

最後の大会に挑みます。試合前にモチベーションを上げる良い言葉はありますか?
コミュニケーションスキルとして確立されている「ペップトーク」を用いて、“本番で頑張ってほしい選手たちに対して贈る激励のショートスピーチ”を紹介します。
かなりシンプルですが、私が「子供向け」に実践していた方法です。
簡単な言葉をある順序で伝えてあげると、子供たちは前向きかつ冷静にプレーができる様になります。
ぜひ実践してみて下さい。
ペップトークとは
ペップトークは、もともとアメリカでスポーツの試合前に監督やコーチが選手を励ますために行っている短い激励のスピーチです。
「PEP」は英語で、元気・活気・活力という意味があります。
日本を代表するアスレチックトレーナー岩﨑由純がアメリカのスポーツ現場で学んだ「勇気を与える感動のスピーチ」を、自分、家族、仲間に伝えるコミュニケーションスキルとして確立いたしました。
スポーツ現場はもちろん、家庭で、職場で、教育現場ですぐに実践できるシンプルでポジティブな言葉を使ったコミュニケーションです。
一般財団法人 日本ペップトーク普及協会より引用
ペップ「元気」「活気」 を選手に与えることで選手たちの心に火をつける言葉。
それがペップトークです。
特徴と効果
スポーツ現場はもちろん、家庭・職場・教育現場ですぐに実践でき、シンプルかつポジティブな言葉を使ったコミュニケーション方法という特徴があります。
効果としては
・簡単
・即実践可能
・シチュエーションを問わない
・結果がわかる
・ポジティブマインドを形成
が挙げられます。
活用方法
話す順番があります。
まず、「状況を受け入れる」こと。
次に、「認める」こと。
更に、「理想の行動」を表して、
最後に、「激励・送り出し」です。
簡単に紹介すると、
『俺たちは雨の日も、雪の日も、遅くまで練習してきたよね。』
(状況受入れ)
『誰にも負けない強い気持ちを養えたはずだよ。』
(認める)
『だから何も恐れる事なく堂々と立ち向かおう!』
(理想の行動)
ここでの注意点は、失敗を連想させる言葉を使わないこと。例えば「ミスするな」とか「気を抜くな」など。
『さっ!いってこ~ぃ!』
(激励・送り出し)
こんな感じです。簡単でしょ。
まとめ
大の広島カープファンの私は菊池選手の言葉が好きです。
『失敗したことを振り返らない。それはもう取り返せないから。』
『だから出来る!出来る!と次のことしか考えない。』
彼は、反省ではなく修正。そして未来の自分へ期待の言葉を自らかける方法を体得しています。
まだまだ未熟な子供たちには、自分で自分を奮い立たせることは至難の業です。
お父さんコーチが率先して、ペップトークを用いて子供たちのポテンシャルを最大限に引き出して下さい。
あなたはできるはずです。
子供たちに明るい未来を与えて下さい。